スキンケアをしているとき、ふと気になる美容に関する素朴な疑問。
誰かに聞くほどでもないけどちょっと気になる……、という美容に関する素朴な疑問にお答えします!
■ニキビが顎や額、鼻にできやすいのはなぜ?
顔の中でも、部位によって皮脂が分泌される量が異なります。
顔の中で皮脂がいちばん多く分泌されるのが「あご」。
次いで「鼻」、そして「額」です。
ニキビの主な原因は「過剰な皮脂分泌」「毛穴の出口が閉じてしまうこと」「ニキビの原因菌の増殖」の3つ。
そのため、皮脂分泌の多い「あご」・「鼻」・「額」はニキビができやすくなってしまいます。
皮脂分泌が多いゾーンは特に丁寧に洗顔しましょう。
■顔の赤みの原因はデトックス反応?
肌に赤みが出たとき、「肌が良くなっていく過程で一時的に赤くなっている」「悪いものがデトックスされている」といわれることがありますが、それは大きな間違いです。
ヒリヒリしたり赤くなったりするのは皮膚が炎症を起こしているからです。
化粧品に含まれている成分にかぶれたり、アレルギー反応を起こしている可能性があります。
■無香料ってにおいがないこと?
「無香料」「香料フリー」とは、香料が入っていないということで、においがないということではありません。なかには「無香料」と表示のあるものでもにおいを感じるものもありますが、それは配合されている原料や精油のにおいかもしれません。
「無香料」「ノンパフューム」と表示されている製品は匂いが感じにくいというものです。
■アルコールって肌にどんな影響がある?
化粧品の「アルコール」と呼んでいるものは、「エタノール」でお酒のアルコールと同じです。エタノールを配合する目的は、肌にのせたときのスッとした清涼感や、製品の防腐効果などを向上させるためです。
ただし敏感肌の方は、アルコールが入った製品を使うと皮膚が乾燥しすぎたり、刺激を感じたりする場合もあります。
■防腐剤は入っていないほうがよい?
スキンケア商品は、開封してから数ヶ月という長い期間にわたって継続使用するものです。もし、防腐剤が入っていなければ時間の経過とともに雑菌が繁殖し、その結果肌に刺激をもたらすことも考えられます。
化粧品に使用できる防腐剤は配合上限(%)が決められています。
そして、安全性が認められたものを適性な量だけ配合しています。
【まとめ】
いかがだったでしょうか?
知ってるようで知らなかったり、誤って認識していたりしたことがあった人も多かったのではないでしょうか。
正しい知識を身につけて、肌に良いスキンケアをしていきましょう。