最近では、テレワークになってお家で仕事をすることが増えましたよね。
外出することも減り、すっぴんで過ごす時間が長くなった方が多いのではないでしょうか。すっぴんでいたほうがお肌に良いと感じていませんか?しかしすっぴんでいる日のほうが本当に肌にとって良いのでしょうか。
今回は、「ノーメイクってお肌にいいの?」「家にいるときもメイクをしたほうがいいの?」という疑問についてご紹介します。
【すっぴんの状態ってお肌にいいの?】
メイクをしないほうが肌に良いのでは?となんとなく思ってしまいますよね。また休みの日で家にいる時はメイクを一切しないという人も多いはず。実際に化粧をせず、すっぴんでいれば肌に負担がかからないのは本当です。しかし乾燥肌の人は、すっぴんでいることによって、より乾燥しやすくなるかもしれません。
【メイクをしてたほうが保湿される!?】
ファンデーションなどのベースメイクをして過ごした状態と、ノーメイクで過ごした状態では、ベースメイクをしている肌のほうが保湿されていることが判明しました。肌は水分が足りないと表面から乾燥し、ガサガサになってしまいます。さらに乾燥が進むとインナードライという状態になります。インナードライになると極度の乾燥から肌を守ろうと皮脂が大量に分泌されて、内側はカサカサなのに、外側はベタベタという状態になってしまうのです。インナードライは皮脂の分泌過多のせいで、自分の肌は脂性肌なのではと勘違いしてしまう人も多いのですが、大人で皮脂が気になる人の多くはインナードライになっている可能性が高いです。インナードライの人は何も塗らずにすっぴんでいると、より皮脂が多く分泌されてしまいます。最近のベースメイクコスメは美容液のような成分にも多く入っているので、塗るだけで肌を保湿することが可能なのです。
【すっぴんでいることでの肌への負担】
すっぴんのお肌の状態で一日中過ごすのって、実はお肌にとってあまり良くないのです。身近に潜む、肌トラブルの原因を見ていきましょう。
■紫外線
紫外線はお肌の大敵と言われています。老化の一番の原因!
日焼け止めをしないですっぴんのままでいると、紫外線による刺激も直接受けてしまいます。
お化粧というよりも、日焼け止め・UV対策をしましょう。
■スマホやパソコンによるブルーライト
まずは、毎日使うパソコンやスマホによるブルーライト。
目に良くないというのは、知っている人も多いと思うのですが、肌にも良くないんです。
ブルーライトは紫外線に似た可視光線で、お肌のくすみや、肌荒れや肌の老化につながることもあるのだそう。
■暖房やクーラーによる乾燥
暖房やクーラーによる乾燥も肌トラブルの原因に。
顔が乾燥しているな〜と思ったことがある人もいるのではないでしょうか?
知らない間にお肌の水分が飛んで、休ませていたお肌を傷めてしまう原因にもなるので、保湿はしっかりしておきたいですね。
■ほこり
普通に生活しているだけで、顔にはほこりなどの汚れが付着していきます。
化粧をしていないとそうした汚れが直接お肌に触れてしまい、負担をかけてしまいます。
■排気ガス
排気ガスや有害物質は、目に見えなくても空気中を漂っています。
「空気がきれい、汚い」と言われるように、排気ガスなどは空気に混じっているのです。
特に都心など車通りの多い地域でお化粧をしないでいると、そうした「汚れた空気」が直接肌に触れ、ストレスになってしまいます。
■直接お肌に触れるものに気を使う
お肌のことを考えるなら、お肌に直接触れるものに一番こだわりましょう。
お肌に一番負担をかけるのは、お肌に直に触れるものです。
お肌との距離が近いものから優先的に「お肌にやさしいもの」を選ぶようにしましょう。
ミネラル成分や植物由来など、各メーカーから色々なアイテムが発売されています。
スキンケアの後に、外敵要因からお肌を守る「バリアクリーム」も発売されています。
そういったアイテムを上手く使えば、すっぴんでもメイクをしていても肌に一膜つくり、保護してくれます。
【まとめ】
休日に1日すっぴんでいると、お肌にも良いような気持ちになりますよね。
ですが、そうして感じているよりも素肌でいることはお肌に良いことばかりではないようです。
また、寝ている間は素肌で過ごしますので、枕カバーも清潔を保つことも、肌ストレスを減らすことにつながります。
枕も素肌の状態で顔がつくものですから、不衛生にしていると肌トラブルの原因になる可能性があります。
お肌への負担は、思ったよりも身近なところにあります。
すっぴんで過ごしたい日でも、日焼け止めは必ず塗りましょう。
年齢を重ねてから後悔しないように、普段から肌への負担は減らしていきましょう。