スキンケアは美肌のために重要ですが、
何気ない毎日の生活習慣こそが美肌の土台となります。
規則正しい健康的な生活は、美しい肌をはぐくみます。
今回は、美肌づくりのために重要な生活習慣についてご紹介します。
■睡眠がもたらす効果
美肌への早道は睡眠と言われています。とくに眠りはじめの約3時間の深い眠りに成長ホルモンの分泌が盛んになり、この成長ホルモンによって食事でとった栄養を吸収し細胞が活性します。とくに午後10時から午前2時は肌のゴールデンタイムと言われていますが、これはあくまでも目安で大切なのは熟睡できたかどうかです。
☆就寝時ケータイOFF
画面からでるブルーライトの影響で睡眠を安定させるメラトニンが分泌されにくくなり ます。
☆照明は消すこと
夜、強い明かりを浴びると睡眠を安定させるメラトニンが分泌されなくなります。
☆のどが渇いたらノンカフェインの飲み物を
コーヒー、紅茶、緑茶に含まれるカフェインは、脳を刺激し覚醒させます。
寝る前に喉が渇いたら、ノンカフェインの飲み物やホットミルク、眠気を誘うカモミールなどのハーブティーがおすすめです。
☆リラックス効果のあるアロマオイルを活用
ラベンダーやマンダリン、カモミールなどは精神を安定させる香りと言われていますが、自分が心地よいと感じるアロマオイルが良いでしょう。
■食生活
美肌のための食事や飲み物というと、ビタミンを意識した野菜やフルーツなどを連想しがちです。しかし、特定の栄養素ばかりたくさん摂取するのではなく、さまざまな栄養素をバランスよく摂取することが大切です。
☆ビタミンA(肌や粘膜を正常に保つ)
抗酸化作用があり、また肌や粘膜を正常に保つといわれている栄養素です。
サプリで補給する場合はとりすぎに注意。
ホウレンソウ、ニンジン、レバーに多く含まれています。
☆ビタミンC(美白や保湿、アンチエイジング)
抗酸化作用があり、コラーゲンの生成を助けてくれる栄養素です。
ビタミンCは必要以上に体内に入ると、尿として排泄されてしまうため、毎日少しずつ摂取するのが良いです。
レモン、赤パプリカ、じゃがいも、ブロッコリーに多く含まれています。
☆タンパク質(身体のベースを整えて健康な肌へ導きます)
肌をつくる根本的な栄養素です。
脂質のとりすぎを心配する人もいますが、調理法を蒸したり、茹でたりとシンプルにすれば大丈夫です。
肉、魚、卵に多く含まれています。
■運動
美しい肌は健康な身体があってこそ。運動には脂肪燃焼による体重減少、心肺機能の向上、筋力アップ、ストレス解消、などの効果が期待できます。
☆有酸素運動
しっかりと呼吸をしながら、全身の筋肉に酸素を行きわたせながら比較的長時間行う運動
《効果》
体脂肪の燃焼、心肺機能の向上、持久力の向上
☆無酸素運動
瞬発的に筋肉を収縮させ比較的短時間で行う厳しい運動
《効果》
筋力のアップ、成長ホルモンの分泌、基礎代謝の向上
☆ストレッチ
楽に呼吸しながら反動をつけず、ゆっくり筋肉や腱を伸ばす運動
《効果》
血行促進、柔軟性の向上、疲労回復、ケガ予防、リラックス効果
■入浴
入浴することで肌を清潔に保つことは大切なことです。疲労回復やリラックスなど、多くの効果があります。
血行がよくなり新陳代謝が高まり、自律神経のバランスも整えることができます。
また、重力から開放され筋肉がほぐれます。
☆熱めの湯
41度以上の湯は交感神経(興奮や緊張しているときに働く神経)の働きを高めて、神経を覚醒させます。
☆ぬるめの湯
夏は38〜39度、冬は38〜40度を目安にぬるめの湯に入ると副交換神経(リラックスしているときに働く神経)の働きが高まりリラックスできます。
【まとめ】
美肌を作るために行える生活習慣についてご紹介しました。
ちょっとした努力を払うだけで、きっとお肌の調子の違いを感じる事ができるはずです。
ご紹介した生活習慣の改善を図ることで、内側から出る美しいお肌を手に入れてみませんか?