忙しい毎日の中でふと鏡を見ると、顔がどんよりくすんで見える……
健康的でクリア肌を取り戻すには、どうすれば!?
悩める女性のために、くすみのタイプ別に原因と対策法をご紹介していきます!
【お肌のくすみとは】
くすみとは顔全体または目の周りや頬などに生じ、肌の赤みが減少して黄みが増し、または肌のツヤや透明感が減少したり、皮脂表面の凹凸による影によって明度が低下して暗く見える状態のことです。
【くすみのタイプ別・原因とお手入れ方法】
肌の色は、皮膚を構成する乳白色の真皮と半透明の表皮、さらに表皮に含まれるメラニンや真皮の毛細血管を流れる血液などの色が混ざりあうことで構成されます。老化や肌あれなどで角層が厚くなると、メラニンの影響を受けて肌の色が暗くなったり、血行が悪くなることでくすみの原因となります。くすみにはいくつもの原因があり、それぞれ改善方法が違うので、どのタイプのくすみか見極めることが大切です。
■角質肥厚型(かくしつひこう)
見分け方→ 灰色がかっている
※ひじやひざ、かかとに多くみられる
原因 → ターンオーバーの遅れが原因で角質肥厚が起こり肌がくすむ
お手入れ方法 → ピーリング や酵素、スクラブ洗顔、ふきとり化粧水などで、余分な
角質を取り除く
効果的な成分 → ピーリング の成分はAHA(アルファヒドロキシ酸)である乳酸、
リンゴ酸など。酵素はパパイン、プロテアーゼなど
■乾燥型
見分け方 → キメが乱れており、透明感やツヤがない
原因 → 加齢や乾燥でキメが乱れ、肌の表面で凹凸ができ光が乱反射することで肌がくすむ
お手入れ方法 → 基本のケアにプラスして保湿美容液、マスクやパックを取り入れる。保湿ケアすることが大切。
効果的な成分 → セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸など
■血行不良型
見分け方 → 血色が悪い、青黒い
原因 → 加齢や疲労、睡眠不足などの原因で血行が悪くなることで肌がくすむ
お手入れ方法 → 血行をよくするために、マッサージやホットタオル、入浴が大切。
タバコもひかえ、適度に運動しましょう。
効果的な成分 → カプサイシン、ビタミンE誘導体、炭酸など
■糖化型
見分け方 → 茶色っぽい黄ぐすみ
原因 → 肌の中でタンパク質と糖が結びつき、褐色のAGEs(最終糖化生成物)をつくりだすため肌がくすむ
お手入れ方法 → 抗糖化作用のあるカモミール、ドクダミなどをとり、血糖値を急増させない食事を心がける。糖化に注目した美容液でケアしましょう。
効果的な成分 → ビタミンBI、ビタミンC誘導体、クエン酸、など
■メラニン型
見分け方 → 肌に色むらがあり黄みがかっている
原因 → 紫外線や肌の摩擦によりメラニン色素がつくられる。このメラニンが排出されずに残ってしまうと色素が沈着して肌がくすむ
お手入れ方法 → 紫外線をカットして美白ケアを行う。ターンオーバーを促し、メラニンを滞らせないようにする
効果的な成分 → ビタミンC誘導体などの美白有効成分やレチノールなど
【まとめ】
いかがでしたか?5つのくすみタイプ別の原因と対策についてご紹介しました。
スキンケア方法を見直したり、生活習慣を良い方向へと意識したりすることで、お肌の調子も整ってくるはずです☆
是非今回の記事を参考に、内側から輝くような、くすみしらずの素肌美人を目指しましょう!!