「女性なのに毛深い」と悩む女性は意外と多くいるようです。
中には、「私って、他の人より体毛が濃いのかも…」と相談しづらい、恥ずかしいと思っている方いるのではないでしょうか。腕や脚などであればファッションで一時的にカバーすることもできますが、こまめに脱毛して毛深さを隠しているという女性も少なくありません。毛深さは生まれつきであることもありますが、昔よりも濃くなることもあるので、日々対策を取り入れて行くことは大切なことなのです。
そこで今回は、毛深くなる原因や薄くする方法はあるのか、対策方法についてご紹介いたします。
【毛深くなる3つの原因】
①ホルモンバランスの乱れ
毛深い原因としてまず挙げられるのが、「ホルモンバランスの乱れ」です。
女性には“女性ホルモン”というホルモンがあるのですが、実は女性の身体でも男性ホルモンが作られているといわれています。
男性ホルモンは、普段は女性ホルモンの働きによって抑えられているのですが、生活習慣やストレスなどの乱れによって女性ホルモンのバランスが乱れてしまうと、男性ホルモンの働きが抑えられなくなってしまいます。
体毛の中でも、男性毛といわれるヒゲや胸毛、お腹の毛や背中の毛などは、男性ホルモンの影響を受けやすいため、女性でも何らかの影響でバランスが崩れて男性ホルモンがこれまでより多くなると、男性ホルモンの影響を受けやすい毛が濃くなることがあるのです。
そのため、男性ホルモンの影響を受け“毛が濃くなる”というのが毛深い原因に繋がってしまうのです。
②外部からの刺激
強い日差しや紫外線によるダメージやカミソリなどによる間違ったムダ毛の自己処理などで、肌や血管にダメージを与えてしまうと、毛が濃くなるだけでなく、肌トラブルの原因になってしまうこともあります。
毛深いからといって毎日剃っていた女性は、この自己処理によって毛を濃くしてしまっていた可能性もあります。
③遺伝である
小さいころから毛深かったのであれば、毛深い原因として「遺伝」であることも考えられます。
両親が毛深い場合は、自分も毛深くなりますし、両親が毛深くなくても両親の祖父母に毛深い方がいれば遺伝するといわれています。
大体、幼少期を過ぎたあたりから遺伝として身体に現れだすそうです。
【3つの対策】
①食生活を見直す
規則正しく、バランスのとれた食事をとることが基本ですが、それに加えてタンパク質、大豆イソフラボン、ビタミンB6、ビタミンE、鉄分も積極的に摂ってみてください。
バランスのいい食事が難しそうであれば、サプリメントを上手に活用することも一つの方法です。
②過度なダイエット
極端に摂取する食事を減らしたり、水分のみの生活を送ったり、激しい運動を継続したりするような過度なダイエットを続けていると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。また、体内の脂肪を一気に減らそうとすると、生成されるホルモンの分泌量が減少してしまうことに。過度なダイエットは、毛深い体質にしてしまう原因になります。そのため、ダイエットをしたい場合には、食事内容を見直したり、継続できる程度の運動を取り入れてみたりするなど、適度なダイエットに留めておきましょう。
③脱毛
脱毛サロンで受けられる「光脱毛」や、医療クリニックで受けられる「レーザー脱毛」を受けることで、ムダ毛を減らすことができます。ライトやレーザーを肌に照射することで、毛が生えてくる部分を弱らせたり破壊したりすることで、ムダ毛が生えてこなくなるからです。自己処理では、ムダ毛のないつるつるな肌を保つために月に何度も繰り返す必要があります。
一方、脱毛は一度完了させると、長期間ムダ毛が生えてこなくなりやすいです。また、脱毛を行うことで、毛深い体質の原因である自己処理の「摩擦」を避けることが可能です。カミソリや毛抜きなどで、肌に強い刺激を与えることもないため、肌に優しくムダ毛を処理することができます。
光脱毛とレーザー脱毛の違い↓
- 光脱毛:痛みが少ない、完了までの期間が長い、肌への刺激が弱い
- レーザー脱毛:痛みが強い、完了までの期間が短い、肌への刺激が強い
できるだけ痛みを少なくしたい方や、肌にダメージを与えずにお手入れを行いたい方なら、光脱毛がおすすめです。一方、痛みが強くても、なるべく早く脱毛を終わらせたい方には、レーザー脱毛がおすすめです。
【まとめ】
今回は、毛深いとお悩みの女性に向けて、女性が毛深くなる理由や解決する対策方法、脱毛効果についてご紹介しました。なぜ自分が毛深いのか、原因を理解して適切な対策を行うことで、ムダ毛のない美肌を目指しましょう。
すぐに薄くしたい場合は、サロンやクリニックで相談するのもおすすめですが、半年以上コツコツ続けることができれば自分でも体質を改善することが期待できます。
無理のない範囲でできることから始めてみてくださいね。