紫外線量が一気に増える季節になると、顔はもちろん、身体にも日焼け止めをしっかり塗って、万全のUV対策をしておきたいところです。
でも、いつも何気なく塗っていませんか?
そこで、日焼け止めの理想的な塗り方などを徹底解説!
塗り忘れがちな盲点も確認して、「うっかり日焼け」を防ぎながら、
楽しくお出かけしましょう♪
【日焼け止めを塗る時のポイントって】
紫外線から肌を守るためには、日焼け止めが隙間なく均一に広がっている状態がベストです。少量ずつつけ足したり、1度に多量につけてしまうと、ムラづきになりがちなので気をつけましょう。
顔も身体も、適量の日焼け止めを取ったら、手を大きく動かしながら、やさしく広げてのばすことがポイントです。
【日焼け止め選びの基準】
日焼け止めを選ぶ時、「PA」や「SPF」を目安にする人が多いのでは?
「PA」は「UV-A(A紫外線)」、「SPF」は「UV-B(B紫外線)」を防ぐ効果を示し、それぞれ数値が高いほど、+の数が多いほど、効果が高くなります。
特に注目されているのが、生活紫外線とも呼ばれ、シワやたるみの原因になるUV-Aへの対策。
研究によって、UV-Bのみならず、UV-Aも防止する必要性が明らかになっています。
現在、A紫外線(UV-A)から肌を守る効果を示す「PA」は+(ワンプラス)から++++(フォープラス)の4段階で表示。UV-Bを防ぐ効果の最高値はSPF50+。
レベルが表示されているので、生活シーンにぴったりの日焼け止めを選んで、肌を守りましょう!
【やってはいけない日焼け止めの塗り方】
(顔と首)
- 保湿ケアせずに塗る
肌が乾燥していると、うるおいバランスが崩れて皮脂の分泌が過剰になることがあります。そのため保湿ケアを十分にせずに塗ると、皮脂崩れの原因に。化粧水の後は、乳液などで潤いを閉じ込めましょう。
「朝は忙しくて保湿ケアする時間がない!」という方は、乳液と日焼け止めの機能が一つになった「日中用乳液」がおすすめ。
- 手のひらですり合わせてからのばす
日焼け止めは、まず顔の5カ所(両頬、額、鼻、あご)に置いてから、全体にムラなくになじませることがポイント。最初から手のひらですり合わせ、顔を包み込むように塗ると、全体に行き届かず、塗り忘れやムラづきの原因になります。
- 使用量を減らす
「ベタつくから…」と日焼け止めの使用量を減らすと、十分な紫外線防御効果が得られません。
- 外出の直前に塗る
紫外線は窓ガラスを通過するため、家にいても油断は禁物。また洗濯物を干す、ゴミを出すなど、ほんの少し浴びた紫外線の蓄積が肌にダメージを与えます。日焼け止めは外出の直前に塗るのではなく、朝のスキンケアの一環として行いましょう。
(ボディー)
- すりこむように薄くのばす
日焼け止めの白浮きやベタつきが気になるからと、薄くのばすのはNG。日焼け止めの効果が十分に発揮されません。
- 指先で少しずつのばす
体は顔よりも面積が大きいので、指先で少しずつのばすと、かえってムラづきになります。
【日焼け止めは塗り直した方がいい?】
日焼け止めの効果を保つため、2~3時間おきにつけ直すのがおすすめです。
また、以下のような場合にも注意しながらつけ直してください。
①汗をかいたり、タオルで拭いた後、長時間泳いだ後などは、必要に応じて塗り直す。
②紫外線に敏感な人や、日焼けしやすい肩・胸・額・鼻・ほお骨などの部位は、状況に応じてつけ直す。
③肌が濡れている時は、しっかりと水気をとってからつけ直す。
④タオルで強く拭いた後などは、必ずつけ直す。
【まとめ】
日焼け止めは紫外線防止効果の強さ、肌への影響など種類によって異なります。
またクリームやスプレーなど、タイプもさまざまです。
日焼け止めを購入する際は表示を見て、自分の肌質や使うシチュエーションに合ったものを選ぶようにしましょう。
正しい紫外線ケアをして、お出かけを楽しんでくださいね♡