どれだけ丁寧にメイクをしても、時間がたつと崩れてしまう方は多いのではないでしょうか。土台となる肌のケアや正しいメイクの方法を習慣づけることで崩れにくくなります。しかし、その方法がわからない方も多いはず。
そこで今回は、メイク崩れの原因と予防策からお直しのコツまで
わかりやすくご紹介します。
【メイクが崩れる原因】
■乾燥による皮脂の過剰な分泌
皮脂は、肌を外部刺激から守ったり水分の蒸発を防いでいます。しかし、多量に分泌されるとメイク崩れの原因に。皮脂の分泌が増える原因は肌の乾燥です。肌が乾燥すると、肌を外部刺激から守るために皮脂が過剰に分泌されます。
■ファンデの厚塗り
シミやシワを隠したいからといって、ファンデーションを厚塗りするのはおすすめできません。多くのファンデーションが肌についていることで、皮脂によるメイク崩れが目立ちます。また、肌に密着していないファンデーションは皮脂によって簡単に浮いてしまうのです。
■スキンケア後すぐメイクをしている
スキンケアの後は、化粧水や乳液などで肌が濡れている状態です。濡れた肌にファンデーションや化粧下地を塗っても肌には密着しません。その結果、皮脂によって簡単に浮いてしまいます。
■スキンケアが合っていない
間違ったスキンケアや自分に合わないコスメの使用は、肌の乾燥やベタつきの原因です。スキンケアの方法を見直すとともに、コスメが自分に合っているかチェックしましょう。
【メイクが崩れない対策】
メイク崩れを抑えるには、ベースメイクの基本を守ることが大切です。日焼け止めやファンデーション、化粧下地など、ベースメイクの基本を詳しくみていきましょう。
■日焼け止め
日焼け止めは、紫外線ダメージによるシミやくすみ、シワなどを防ぐために必要です。
化粧水や乳液、クリームでスキンケアをした後に塗りましょう。
■メイク前は軽く油分をティッシュオフ
メイク前は、肌の油分をティッシュで軽くふき取りましょう。油分があるとファンデーションや化粧下地がうまく肌に密着しません。ゴシゴシとこすると、摩擦でくすみやシミのリスクが高まるので軽くおさえるようにティッシュオフすることが大切です。
■化粧下地
化粧下地には肌の凹凸をなめらかにしたり、ファンデーションの量を抑えたりする役割があります。ファンデーションの量を抑えることで、メイクが崩れにくくなるでしょう。化粧下地は手のひらで広げてなじませます。
■ファンデーション
ファンデーションは指ではなくスポンジでなじませることが大切です。ムラがないようになじませることで崩れにくくなります。
また、汗や皮脂の量が多い方には浮きにくいリキッドファンデーションがおすすめです。
■コンシーラー
シミやニキビが気になるときはファンデーションを厚塗りするのではなく、コンシーラーで隠しましょう。くすみやシワによる影をカバーしたいときは、肌になじみやすいリキッドタイプ、広範囲をカバーしたいときはスティックタイプがおすすめです。
■パウダー
フェイスパウダーには、皮脂や汗を吸収してメイク崩れを抑える効果が期待できます。ふんわり柔らかい印象に仕上げたいときはルースパウダー、皮脂を抑えてメイク崩れを防ぎたいときはプレストパウダーを使いましょう。
パフを使うとフェイスパウダーが肌にしっかり密着します。小鼻や目の周りなど、細かいところまで塗りましょう。
■化粧崩れ防止スプレー
化粧崩れ防止スプレーをメイクの仕上げに吹きかけると、メイクが崩れにくくなります。皮脂や汗で成分が流れ落ちないタイプがおすすめです。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
まずはご自分のメイク崩れの傾向、
- ご自分のメイク崩れのタイプ
- メイク崩れが起こるタイミング
- メイク崩れが起こるパーツ
を知ることが大切です。その上で自分にあったメイク直しの方法をとりいれてみてください。
おおらかに、「崩れたら直す」を心がけてみて下さいね。
それが結果として「いつ見ても美人」になれますよ!