よく耳にする『お肌の曲がり角』とはいったい、いつなの?
という疑問に思ったことはありませんか?
お肌の曲がり角は、年齢によってお肌の状態が変化することをいいます。
それは、一度だけではなく、何回か訪れるといいます。
そして、その年代によって原因や症状も違うそうです。
今回は、お肌の曲がり角についてご紹介します。
■お肌の曲がり角=お肌の衰え実感時期
今まで使っていた化粧品では肌が潤わなくなったり、シミやシワが目立つようになったり。お肌の曲がり角は、お肌の衰えがはっきり現れるようになった時、
お肌の曲がり角=お肌の衰え実感時期
と言い換えられると思います。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など肌のハリや水分を保持する成分は、ほとんどが20代をピークに年々減少していきます。
25~28歳にお肌の曲がり角を感じる方が多いのは、やはり自らが持つ美肌のモトが少なくなるのを肌で実感しているからでしょうか。
■お肌の曲がり角は何度も訪れる
お肌の曲がり角は一生のうち1度だけではありません。20代、30代、40代…と、年代ごとにガクッと肌の衰えを感じる方が多いようです。20代と50代では肌のハリも艶も違うのは当たり前。誰でも同じように年齢を重ねていきます。
お肌の曲がり角は、誰にでも訪れてしまうものです。
しかし、同じ年齢を重ねるにしても、やはりケアしている方と、していない方とでは差が生じていきます。
意識すべきなのは、お肌が急激に衰えないように、お肌の曲がり角を緩やかにすること。それが、いつまでも瑞々しいお肌を保つコツなのではないでしょうか。
▼20歳~
酸化を食い止める代謝酵素が20歳をピークに減少。
乾燥するのにテカる、毛穴の黒ずみや開き、大人ニキビ、くすみ等が気になる。
しかし、まだターンオーバーが正常に働きやすいので、睡眠をしっかりとれば肌は生まれ変わることができます。
▼1回目 25歳~30歳
ターンオーバーは30歳で約40日周期に。肌にごわつきやトラブルが出やすくなり、
乾燥、敏感肌、毛穴の黒ずみや開き、ハリ不足、シミ、透明感がなくなる等の肌トラブルが。
敏感肌用、美白効果のあるスキンケアを取り入れましょう。
▼2回目 35歳以降
ここから一気に急降下。ターンオーバーは40歳で約55日周期に。
ライフスタイルから肌に変化がでやすく、出産や育児・家事に追われたり、仕事もバリバリこなすようになり自分の事が後回しになりがちに。
また、35歳から女性ホルモンが徐々に減少し始めるので、シミやシワ・たるみ等のエイジングサインが目立ち始めます。
肌の水分量も減少してしまうので、ヒアルロン酸やセラミドなどの保水・バリア効果を高めるスキンケアを取り入れましょう。
▼3回目 45歳以降
50歳前後のターンオーバーは約75日周期に。正常なターンオーバーの約2.5倍かかります。
スキンケアの効果も実感するまでに時間がかかり、シミ、乾燥、たるみ、シワ、化粧ノリが悪くなる等の影響が。
急激に女性ホルモンの分泌が減少し、心身ともに大きな変化が現れます。
対策としては、これまで以上に基本のスキンケアに力を入れることと、リラックスしてストレスを溜めないことが大切です。
■紫外線対策
シミ、シワ、たるみなど肌の老化原因の80%は紫外線ダメージによる光老化だと言われています。お肌の曲がり角ケアには、紫外線対策が重要なポイントになってきます。
夏だけでなく1年中紫外線は降り注いでいます。外出する、しないに関わらず日焼け止めを付けることを習慣にしましょう。また、アウトドアや旅行などで紫外線を多めに浴びた後はシートマスクでのお手入れがおすすめです。
■保湿ケア
スキンケアの基本中の基本は保湿。お肌の曲がり角ケアにも、保湿は大変重要なこと。
いつものスキンケアに保湿ケアをプラスするならシートマスクがおすすめです。洗顔後の真っさらな肌にシートマスクをのせて保湿することで、美容液やクリームなど後に使う保湿成分が浸透しやすくなります。毎日のケアでお肌の曲がり角が気にならないハリツヤ肌を目指していきましょう。
【まとめ】
肌の変化を見極めて悩みに合わせたスキンケアをしましょう。
大切なのは、徹底した保湿ケア!
乾燥肌にとって最も大切なことはバリアを強化すること。
後は、肌の脂分を取りすぎないこと、そして食品で体から成分を補給するなど、工夫し、ケアの仕方よって必ず訪れるこのお肌の曲がり角を打破していきたいですね♪
しかし、自身だけでのセルフケアには必ず限界があります。
そんな時はエステサロンなどで一度相談してみるのもいいかもしれませんね☆
お肌の曲がり角を前向きにとらえ、楽しみながらケアすることによって、女性は年齢に捕らわれずどんどん進化しながら輝いていけます。